包茎手術のメリット・デメリット

ここでは包茎手術のメリット・デメリットについて説明します。


包茎手術のメリット

 包茎手術のメリットは、癒着した真性包茎でも治ることです。 包皮の出口が狭い真性包茎およびカントン包茎は、包茎矯正アイテムを使用すれば、比較的自分でも治すことが可能ですが、癒着した真性包茎のみは、自分で治すのに時間がかかりますし、痛くて自分ではできない場合があります。 この癒着した真性包茎でも、手術でなら治すことができます。

包茎手術のデメリット

 包茎手術のデメリットは、箇条書きにすると次のようになります。

  1. 縫合したところを境に皮の色が異なる
  2. 勃起していなくても、上を向いてしまう場合がある
  3. 価格が高い
  4. 18歳未満は、親の同意が必要
  5. 切っても包茎のままの人もいる
  6. 切った皮は2度とは戻らない

 まず、1番の「縫合したところを境に皮の色が異なる」ですが、手術すると亀頭の根元付近の皮を切って縫い付けます。 しかし普段亀頭に接している部分の皮膚の色は赤っぽく、陰茎の棒の部分の皮膚は肌色なので、その中間の皮を切って貼り付けると、どうしても2トンカラーになってしまいます。 2トンカラーにならないように陰茎の根元(胴体に近い部分)で切る手術方法もありますが、手術費が30万円以上になり高額です。

 2番の「勃起していなくても、上を向いてしまう場合がある」ですが、術後、皮が引っ張られる場合があるため、勃起していないときに、上を向く場合があります。

 3番の「価格が高い」ですが、仮性包茎のように保険適用されない場合だと、5万円〜15万円ほどかかります。 保険適用されるとその3割程度です。

 5番の「切っても包茎のままの人もいる」ですが、皮を切る長さは、通常勃起時を基準にして切ります。 そのため、勃起時と通常時の陰茎の大きさが極端に違う場合、切っても通常時には包茎になる場合もあります。

 最後に6番の「切った皮は2度とは戻らない」ですが、これは最も大事なことです。 手術後の陰茎のイメージが、自分の描いたイメージと大きく違っても、もう皮を戻すことはできません。 一生、その陰茎と付き合っていかなければなりません。 特に生活上や性交渉上困っているわけでもなく、見た目が嫌だというだけで包茎を治療しても、手術後はもっとも見た目が悪いかもしれません。 手術の際は、お医者様に十分に相談の上、行ってください。



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